『黒手組曲輪達引』
(くろてぐみくるわのたてひき)
『黒手組助六』(くろてぐみすけろく)
通称「黒手組助六」と呼ばれるこの狂言、歌舞伎十八番≠フ「助六」のパロディーです。
吉原の三浦屋が舞台。
御存知おいらん揚巻と黒手組助六のカップルを中心に、新造白玉牛若伝次、そこにほれ込んで馬鹿を見る三枚目の権九郎を配し、「助六」のしゃれが散りばめられている黙阿弥の作品。